夢幻会社MMM〜ブログ支部〜
なのはやテニスの王子様などの同人活動をしている、夢幻会社MMMのブログ支部です。 アニメのレビューなどを主にやると思います。
Latest Entries
○シナリオ
善悪相殺。これは英雄の物語ではない。
上記の言葉がとても深く心に残る。
その内容に関しては、各々の目で確かめて欲しいところだ。
重厚な文はやや読みにくく、時折読むのが辛くなる時もある。
戦闘描写が秀逸で、一対一の武者同士の戦いの空気のかもし出し方は、もはやこの作品でしか拝めないだろう。
シナリオライターが本当に居合いの経験があるという、まことしやかな情報もあったが、恐らくは本当のことだろう。
武者の一挙一動、思考の読み合い、刀での戦闘における有利不利点などなど、実際に立ち会った人間でなければ表現できないようなことを、文章で事細かに解説していて、心底驚かされた。
そうすると、全編にわたって堅苦しい文が続くと思いがちだが、中々どうしてコメディ部分も多く見られる。
急にキャラが崩壊したり、奇行に出たり、主人公がHシーンで暴走したりと、戦闘描写の時とは打って変わってはっちゃける様は、いい意味で期待を裏切られた。
個別ルートごとに主人公の立ち位置を変え、多くのキャラに見所を作る構成は中々良かった。
特に茶々丸編(魔王編)で六波羅の内部に入る辺りが気に入っている。
今までは胸糞悪い敵としか思えなかった四公方たちが、急にいとおしく思えた程だ。
しかし、この作品はとても後味が悪い。
幸せになるルートなど一片もない。
善悪相殺というテーマからして、幸せなどとは程遠いのだが、徹底してハッピーエンドには到達しないこの作品は、分類すると虚淵系ということになるのだろうか。
よく「このゲームは人を選ぶ」という言葉を使うが、この作品はまさに「人を選ぶ」。
過去のニトロ作品が気に入っている人でも難しいかもしれない。
好きな人にとってはこの上なくおいしいネタとなるが、そうでない人にとっては……。
プレイするときは、よく公式サイトと体験版にご相談を。
○キャラクター
主人公の湊斗景明がまず素晴らしすぎる。
くそまじめな口調は平時なら気に留めないが、コメディに入った瞬間に核反応を起こす。
この作品の笑いの半分は、湊斗景明によって形成されていると言っても過言ではないだろう。
他キャラも曲者揃い。六波羅の四公方などは、それだけで話が作れるだろう。
だが、最終的には景明のツルギである村正のかわいらしさだ。
よもや蜘蛛に萌えを感じるとは思わなかった……。
今回の原画師はものすごく好みだったので、次回の登板が待ち望まれる……。
○Hシーン
陵辱かギャグという超極端な偏り方。
景明はHシーンになると何故か高圧的なサディストになってしまうので、もう笑うしかない。行為が終わると元に戻り、けだもの扱いされるのもとてもよい。
陵辱嫌いな人にとっては辛いかも。とはいえ、サブキャラくらいしか陵辱対象にはなってないのだけれども。
○システム
16:9に対応したのは、ちよれん繋がりであるageの影響が大きいのだろうか。
演出面ではかなりの強化が施され、3DCGで描かれる武者も、質感が出ていて中々に良かった。
やや重いのが難点だが、超速スキップもあり、それなりによいシステムであったと思う。
ただ、平時のスキップは遅いので、場合によっては未読スキップもONにして超速スキップを使わないといけないのが面倒だった。
○総評
そうだ、ニトロプラスとはこういうゲームを作ってこそじゃないかと思い出させてくれた一作。
重苦しいまでのテーマ、闘争、死。他のメーカーでは届かない所にニトロがいたその所以がここにある。
長い長いシナリオは、ハローワールドとまではいかないものの、どうやらスマガと同程度あるらしい。
とはいえ、どう考えてもスマガよりも長く感じたのは、文章の重さの違いだろう。
長く、重く、苦しい一作だったが、久々に「当たり」を引けた気がした。
一貫したテーマがあり、ブレることなく突き進んでいった結果、恐らくはスマガで得た新たな客層は離れていくのだろう(そもそもそんなのがいたのかは分からないが)。
しかし、旧来のニトロユーザーからして見たら「やっとニトロらしいのが来たな!」というところなのである。
もちろんニトロユーザーの中でも相当に賛否両論あるだろうということは先に述べた通りなのだが、それでも村正が生粋のニトロ作品であることは疑いようのない事実だ。
奈良原一鉄の次回作に期待!
90点
善悪相殺。これは英雄の物語ではない。
上記の言葉がとても深く心に残る。
その内容に関しては、各々の目で確かめて欲しいところだ。
重厚な文はやや読みにくく、時折読むのが辛くなる時もある。
戦闘描写が秀逸で、一対一の武者同士の戦いの空気のかもし出し方は、もはやこの作品でしか拝めないだろう。
シナリオライターが本当に居合いの経験があるという、まことしやかな情報もあったが、恐らくは本当のことだろう。
武者の一挙一動、思考の読み合い、刀での戦闘における有利不利点などなど、実際に立ち会った人間でなければ表現できないようなことを、文章で事細かに解説していて、心底驚かされた。
そうすると、全編にわたって堅苦しい文が続くと思いがちだが、中々どうしてコメディ部分も多く見られる。
急にキャラが崩壊したり、奇行に出たり、主人公がHシーンで暴走したりと、戦闘描写の時とは打って変わってはっちゃける様は、いい意味で期待を裏切られた。
個別ルートごとに主人公の立ち位置を変え、多くのキャラに見所を作る構成は中々良かった。
特に茶々丸編(魔王編)で六波羅の内部に入る辺りが気に入っている。
今までは胸糞悪い敵としか思えなかった四公方たちが、急にいとおしく思えた程だ。
しかし、この作品はとても後味が悪い。
幸せになるルートなど一片もない。
善悪相殺というテーマからして、幸せなどとは程遠いのだが、徹底してハッピーエンドには到達しないこの作品は、分類すると虚淵系ということになるのだろうか。
よく「このゲームは人を選ぶ」という言葉を使うが、この作品はまさに「人を選ぶ」。
過去のニトロ作品が気に入っている人でも難しいかもしれない。
好きな人にとってはこの上なくおいしいネタとなるが、そうでない人にとっては……。
プレイするときは、よく公式サイトと体験版にご相談を。
○キャラクター
主人公の湊斗景明がまず素晴らしすぎる。
くそまじめな口調は平時なら気に留めないが、コメディに入った瞬間に核反応を起こす。
この作品の笑いの半分は、湊斗景明によって形成されていると言っても過言ではないだろう。
他キャラも曲者揃い。六波羅の四公方などは、それだけで話が作れるだろう。
だが、最終的には景明のツルギである村正のかわいらしさだ。
よもや蜘蛛に萌えを感じるとは思わなかった……。
今回の原画師はものすごく好みだったので、次回の登板が待ち望まれる……。
○Hシーン
陵辱かギャグという超極端な偏り方。
景明はHシーンになると何故か高圧的なサディストになってしまうので、もう笑うしかない。行為が終わると元に戻り、けだもの扱いされるのもとてもよい。
陵辱嫌いな人にとっては辛いかも。とはいえ、サブキャラくらいしか陵辱対象にはなってないのだけれども。
○システム
16:9に対応したのは、ちよれん繋がりであるageの影響が大きいのだろうか。
演出面ではかなりの強化が施され、3DCGで描かれる武者も、質感が出ていて中々に良かった。
やや重いのが難点だが、超速スキップもあり、それなりによいシステムであったと思う。
ただ、平時のスキップは遅いので、場合によっては未読スキップもONにして超速スキップを使わないといけないのが面倒だった。
○総評
そうだ、ニトロプラスとはこういうゲームを作ってこそじゃないかと思い出させてくれた一作。
重苦しいまでのテーマ、闘争、死。他のメーカーでは届かない所にニトロがいたその所以がここにある。
長い長いシナリオは、ハローワールドとまではいかないものの、どうやらスマガと同程度あるらしい。
とはいえ、どう考えてもスマガよりも長く感じたのは、文章の重さの違いだろう。
長く、重く、苦しい一作だったが、久々に「当たり」を引けた気がした。
一貫したテーマがあり、ブレることなく突き進んでいった結果、恐らくはスマガで得た新たな客層は離れていくのだろう(そもそもそんなのがいたのかは分からないが)。
しかし、旧来のニトロユーザーからして見たら「やっとニトロらしいのが来たな!」というところなのである。
もちろんニトロユーザーの中でも相当に賛否両論あるだろうということは先に述べた通りなのだが、それでも村正が生粋のニトロ作品であることは疑いようのない事実だ。
奈良原一鉄の次回作に期待!
90点
○シナリオ
自分はこのゲームのHPを見たとき、最果てのイマとかクロスチャンネル的なものなのかな? と思い期待したのですが、蓋を開けてみたら普通の異能系ラノベでしたね。
ある日、突然手に入れた力! 顔をあわせたことのない五人が力をあわせ、敵を倒す!!
でも対して仲間同士で軋轢ないんですよね。『嘘つき』とか『偽メイド』とかあおり文句がついていたキャラ辺りが裏切ったり、誰かが死んだりするだろうなと思ったのですが、そんなこともなかった。個人的にはサプライズがまったくない話で、始終『ああそう』という感想しかもてなかったのが残念なところ。
この話、何がまずいって、燃え系の展開になっても全然熱くならないところですよ……。
戦闘描写がまどろっこしいのはまだいいとして、戦ってる最中の台詞とかまでややこしいのが耐えられなかった。
もっとこう、シンプルに言えないものだろうか。日常での台詞回しはそれなりに好きなんだけど、戦闘は戦闘でもうちょい考えて欲しかった。
紅緒さんも復讐の連鎖を憂うなら『殺して誰が笑うんだ!』くらい言ってくれ(すいません趣味入りました)。
まあ台詞以外にも、演出が残念だった。そういう要因もありつつ、でもやっぱり戦闘描写が残念だったことを上げました。
後、個別ルートを適当にやるなら、いっそのことルート一本に絞って欲しい。
何が悲しくて異能バトルをよそに後輩との恋愛を楽しまなきゃならんのかかわいいけど! かわいいけども、メインは忘れちゃダメだろう。
結局はカゴメルートやれば他のルートのことも大体分かるわけだし、それなら王様と手を組んでみたり、ラウンドに組してみたり、そういうifこそ個別ルートでやるべきではないでしょうかね。
さて、そうした全て内包するカゴメルートが面白かったのかといえば、ぶっちゃけあまり面白いものではなかった。
終盤に行くに連れて、どうにも打ち切りっぽい空気の単語(機関だの組織だの)が出てきて『やつらの背後には俺たちの想像もつかないようなビックな組織があるんだよ!』という、なんともアレな話をしだしたり、王様は夜子のHシーンのためだけに殺されたのかよとちょっとムカついてみたり、最後も最後で『色々あったけど、俺たち頑張ってます!』的な……。
いいだすとキリがないですね。
良くも悪くも、中二系のラノベ風。いい勉強になりました。
と、なんだかひどくけなしてばかりに見えますが、もちろんいいところだってあります!
それは次の項で。
○キャラクター
これはすごくよかった。
あんまり他キャラと絡まないタイプのサブキャラでも、かなり印象に残る。
夜子かわいいよいや真雪こそ真のアイドルだよとか、何かゲームが混沌としてこようがこまいが関係なくそういったキャラ萌えで突き進めた。
このゲームで一番面白かったのは、あの酒盛りなんじゃないかな……。
個人的に王様が『お前が欲しい!』とまで言ってくれたのに、ルートがなかったのが残念。あと伊沢女装とか妹とか……あれ? これバトル系だよね。
もうちょいサブキャラ含めてワイワイやって欲しかったな〜。
○システム
フルスクリーンにしようとすると画面が固まる(私の環境で)。
妙に頑張った感があるエンジンだけど、何ていうか戦闘シーンを演出するのはさすがみ難しかったんでしょうね。
止め絵、エフェクト、PAN、止め絵ズームとか、そういうのはもう、センスがないと出来ないでしょうから、難しい問題ですよねぇ。
○音楽
何か戦闘の時に妙にダサい曲がかかりはじめて、これでテンション上げろと言うのか……? と見る見る冷めていったことが。
上松作曲の歌はそれなりによかったです。
○総評
期待したほどじゃなかった、というよりは期待はずれと言うべきか。
設定であるところの『コミュ』は、果たして作中で本当に活かせていたのか? 都合よく集合体を作るだけ作った感が。
主人公以外のコミュでは、割かし裏切ったり取り入ったりとかが行われていたらしいけど、どうにもねぇ。
まぁ変な幻想もってこのゲームをやってしまった私が悪いんですけどね。
一貫して『復讐に復讐を重ねると、それは憎しみの連鎖になりますよ』という旨のことを言ってきてくれるんだけど、うん……それがテーマなのだろうか。
争いが争いを生み、憎しみが憎しみを生んで、そうして戦争になるというのは、そうだね! すごく深く考えさせられるね!
でも、もうちょっと何か心に訴えかけるものが欲しいんだよね。
優しい王国=全ての人に平等な価値を与える=誰か一人の祈りなど聞き届けられない っていうのは、中々にいいなとは思ったけど、別にそれを変えていこうとかそういうんじゃないしう〜〜ん。
一つだけいえることは、るい智のほうがまだ終盤までずっと面白かったということ。
こういう方向性があってないわけじゃないとは思うんだけど、個人的にはもうちょいるい智方面でがんばっていって欲しいかな。
それにしても夜子かわいいな……。50点
自分はこのゲームのHPを見たとき、最果てのイマとかクロスチャンネル的なものなのかな? と思い期待したのですが、蓋を開けてみたら普通の異能系ラノベでしたね。
ある日、突然手に入れた力! 顔をあわせたことのない五人が力をあわせ、敵を倒す!!
でも対して仲間同士で軋轢ないんですよね。『嘘つき』とか『偽メイド』とかあおり文句がついていたキャラ辺りが裏切ったり、誰かが死んだりするだろうなと思ったのですが、そんなこともなかった。個人的にはサプライズがまったくない話で、始終『ああそう』という感想しかもてなかったのが残念なところ。
この話、何がまずいって、燃え系の展開になっても全然熱くならないところですよ……。
戦闘描写がまどろっこしいのはまだいいとして、戦ってる最中の台詞とかまでややこしいのが耐えられなかった。
もっとこう、シンプルに言えないものだろうか。日常での台詞回しはそれなりに好きなんだけど、戦闘は戦闘でもうちょい考えて欲しかった。
紅緒さんも復讐の連鎖を憂うなら『殺して誰が笑うんだ!』くらい言ってくれ(すいません趣味入りました)。
まあ台詞以外にも、演出が残念だった。そういう要因もありつつ、でもやっぱり戦闘描写が残念だったことを上げました。
後、個別ルートを適当にやるなら、いっそのことルート一本に絞って欲しい。
何が悲しくて異能バトルをよそに後輩との恋愛を楽しまなきゃならんのかかわいいけど! かわいいけども、メインは忘れちゃダメだろう。
結局はカゴメルートやれば他のルートのことも大体分かるわけだし、それなら王様と手を組んでみたり、ラウンドに組してみたり、そういうifこそ個別ルートでやるべきではないでしょうかね。
さて、そうした全て内包するカゴメルートが面白かったのかといえば、ぶっちゃけあまり面白いものではなかった。
終盤に行くに連れて、どうにも打ち切りっぽい空気の単語(機関だの組織だの)が出てきて『やつらの背後には俺たちの想像もつかないようなビックな組織があるんだよ!』という、なんともアレな話をしだしたり、王様は夜子のHシーンのためだけに殺されたのかよとちょっとムカついてみたり、最後も最後で『色々あったけど、俺たち頑張ってます!』的な……。
いいだすとキリがないですね。
良くも悪くも、中二系のラノベ風。いい勉強になりました。
と、なんだかひどくけなしてばかりに見えますが、もちろんいいところだってあります!
それは次の項で。
○キャラクター
これはすごくよかった。
あんまり他キャラと絡まないタイプのサブキャラでも、かなり印象に残る。
夜子かわいいよいや真雪こそ真のアイドルだよとか、何かゲームが混沌としてこようがこまいが関係なくそういったキャラ萌えで突き進めた。
このゲームで一番面白かったのは、あの酒盛りなんじゃないかな……。
個人的に王様が『お前が欲しい!』とまで言ってくれたのに、ルートがなかったのが残念。あと伊沢女装とか妹とか……あれ? これバトル系だよね。
もうちょいサブキャラ含めてワイワイやって欲しかったな〜。
○システム
フルスクリーンにしようとすると画面が固まる(私の環境で)。
妙に頑張った感があるエンジンだけど、何ていうか戦闘シーンを演出するのはさすがみ難しかったんでしょうね。
止め絵、エフェクト、PAN、止め絵ズームとか、そういうのはもう、センスがないと出来ないでしょうから、難しい問題ですよねぇ。
○音楽
何か戦闘の時に妙にダサい曲がかかりはじめて、これでテンション上げろと言うのか……? と見る見る冷めていったことが。
上松作曲の歌はそれなりによかったです。
○総評
期待したほどじゃなかった、というよりは期待はずれと言うべきか。
設定であるところの『コミュ』は、果たして作中で本当に活かせていたのか? 都合よく集合体を作るだけ作った感が。
主人公以外のコミュでは、割かし裏切ったり取り入ったりとかが行われていたらしいけど、どうにもねぇ。
まぁ変な幻想もってこのゲームをやってしまった私が悪いんですけどね。
一貫して『復讐に復讐を重ねると、それは憎しみの連鎖になりますよ』という旨のことを言ってきてくれるんだけど、うん……それがテーマなのだろうか。
争いが争いを生み、憎しみが憎しみを生んで、そうして戦争になるというのは、そうだね! すごく深く考えさせられるね!
でも、もうちょっと何か心に訴えかけるものが欲しいんだよね。
優しい王国=全ての人に平等な価値を与える=誰か一人の祈りなど聞き届けられない っていうのは、中々にいいなとは思ったけど、別にそれを変えていこうとかそういうんじゃないしう〜〜ん。
一つだけいえることは、るい智のほうがまだ終盤までずっと面白かったということ。
こういう方向性があってないわけじゃないとは思うんだけど、個人的にはもうちょいるい智方面でがんばっていって欲しいかな。
それにしても夜子かわいいな……。50点
□真剣で私に恋しなさい レビュー
○シナリオ
各ヒロインごとに、大きなイベント(体育祭や川神大戦など)を持ってきて、プレイヤーを飽きさせないように頑張っていたのがよかった。かなり多すぎ感のあるキャラクターたちを活かすための手段だったんだろう。
反面、終わりに向かうごとに失速していく感じが否めなかった。
一子辺りは綺麗に幕を引いたなと思ったけど、残りはちょっと首を傾げたくなる。
熱い展開が続くのだけれども、どうにも安っぽく見えてしまうこともあって残念。台詞とかもかっこいいこと言わせようと頑張ってる感じなんだけど……。
メインヒロイン以外にも、サブヒロインルートが存在するのだけれど、これが死ぬほど薄っぺらい話でがっかり。
特に男勢の話なんて、メインキャラより期待していたのに……。
特筆すべきはやはり多彩なパロディやオマージュネタ。
最新のアニメやゲーム。ジャンプ漫画に、声優ネタ。なんと世界情勢まで! 定額給付金や新型インフルエンザの話が出たときはどう反応していいのかすごく迷った。
ライターは自分についてきているユーザーのことをしっかり考えている。
客層のことをしっかりと考えてゲームを作れると言うのはすごいこと。
でもつよきすのキャラまで出しちゃって大丈夫なんでしょうか!?(立ち絵はないです)
○キャラクター
かなり数が多いですが、もれなく奇人変人で個性つけてるので覚えやすい。
武道に精通したやつらが多くて、話の中で何度もバトルするのも印象に残りやすい要因か。
超豪華声優という後押しもあってなおよし。
主人公の取り巻きは『風間ファミリー』といって、昔から馴れ合ってきた特別な間柄って設定なんだけど、何だかその辺の仲良しグループと何が違うの? と言ってしまいたくなった。
自分たちの溜まり場を聖域って言ったりするんだけれど、そういう『ぽさ』がない。
京は仲間にほぼ依存って形だったけど、なんだか説得力に欠ける。
説得力に欠けるといえば主人公の性格。
軍師と呼ばれるほど知略に長けた存在ってなってるんだけど、この人の頭が良さそうだって思えることがほぼなかった。
いや、作戦立案したり敵を罠にはめたり、イカサマしたりと大活躍なんですけれどもね。何だか頭でっかちが他と一線しいてるだけな印象。
特にあの、こいつきっと今こういうこと考えているだろうなっていうのがだめだ。ただライターの神視点を利用しているようにしか見えない。
こういうキャラはモロとかそういうのにしちゃって、主人公は全部普通のヤツとかのほうがよかったんじゃないでしょうかね。
最後に、このゲームのキャラデザすごくよかった!
○システム
戯画からもたらされたシステムのおかげで快適だった。
終了時の掛け合いはスパロボっぽくて面白かったし、キャラクター選択の意味の無いキャラスキルなんてのも見てて笑えた。
次あたりは16:9対応にしてきそうな予感。
画面演出とかはまだまだ甘さが目立つ。戦闘の際の演出は命なので、そこはもう少し頑張って欲しかった。
○Hシーン
びっくりするほどの薄さ。
CGもエロエロで、射精回数だけはすごいけど、テキストにエロスがまったく足りない。
アフターとかでも補完してるんだけど、もうちょいここは勉強したほうが良さそう。
後、一回のHシーンに色々詰め込みすぎ。ここカットすればCSにもいきやすいなっていうのが見えちゃって困る。
○総評
とても楽しめた!
前半から笑いが絶えない展開で満足。
シナリオとしては薄いんだけど、学園パロコメディにバトル要素が入ったものだと思えば許容範囲。
豊富なイベントに、やたら規模のでかいお祭り。他社ネタすらも恐れずぶちこむその心意気。見事!
とはいえ主人公をはじめ、不満点もそれなりに出てきてしまっているので、点数控えめ80点くらい。
変にシリアス走らず、みんなで馬鹿っぽく最後までギャグ貫いてほしかったなぁ。
一つ注意事項としては、つよきすときみあるやってないとキャラが出てきたときに置いてけぼりになることか。
他のパロは知らなくても流せるんだけれども、過去作ネタは……。
PS.忍足という苗字のメイド。ゲンさん(CV:諏訪部)何故この二人をもっと絡めなかった!?
○シナリオ
各ヒロインごとに、大きなイベント(体育祭や川神大戦など)を持ってきて、プレイヤーを飽きさせないように頑張っていたのがよかった。かなり多すぎ感のあるキャラクターたちを活かすための手段だったんだろう。
反面、終わりに向かうごとに失速していく感じが否めなかった。
一子辺りは綺麗に幕を引いたなと思ったけど、残りはちょっと首を傾げたくなる。
熱い展開が続くのだけれども、どうにも安っぽく見えてしまうこともあって残念。台詞とかもかっこいいこと言わせようと頑張ってる感じなんだけど……。
メインヒロイン以外にも、サブヒロインルートが存在するのだけれど、これが死ぬほど薄っぺらい話でがっかり。
特に男勢の話なんて、メインキャラより期待していたのに……。
特筆すべきはやはり多彩なパロディやオマージュネタ。
最新のアニメやゲーム。ジャンプ漫画に、声優ネタ。なんと世界情勢まで! 定額給付金や新型インフルエンザの話が出たときはどう反応していいのかすごく迷った。
ライターは自分についてきているユーザーのことをしっかり考えている。
客層のことをしっかりと考えてゲームを作れると言うのはすごいこと。
でもつよきすのキャラまで出しちゃって大丈夫なんでしょうか!?(立ち絵はないです)
○キャラクター
かなり数が多いですが、もれなく奇人変人で個性つけてるので覚えやすい。
武道に精通したやつらが多くて、話の中で何度もバトルするのも印象に残りやすい要因か。
超豪華声優という後押しもあってなおよし。
主人公の取り巻きは『風間ファミリー』といって、昔から馴れ合ってきた特別な間柄って設定なんだけど、何だかその辺の仲良しグループと何が違うの? と言ってしまいたくなった。
自分たちの溜まり場を聖域って言ったりするんだけれど、そういう『ぽさ』がない。
京は仲間にほぼ依存って形だったけど、なんだか説得力に欠ける。
説得力に欠けるといえば主人公の性格。
軍師と呼ばれるほど知略に長けた存在ってなってるんだけど、この人の頭が良さそうだって思えることがほぼなかった。
いや、作戦立案したり敵を罠にはめたり、イカサマしたりと大活躍なんですけれどもね。何だか頭でっかちが他と一線しいてるだけな印象。
特にあの、こいつきっと今こういうこと考えているだろうなっていうのがだめだ。ただライターの神視点を利用しているようにしか見えない。
こういうキャラはモロとかそういうのにしちゃって、主人公は全部普通のヤツとかのほうがよかったんじゃないでしょうかね。
最後に、このゲームのキャラデザすごくよかった!
○システム
戯画からもたらされたシステムのおかげで快適だった。
終了時の掛け合いはスパロボっぽくて面白かったし、キャラクター選択の意味の無いキャラスキルなんてのも見てて笑えた。
次あたりは16:9対応にしてきそうな予感。
画面演出とかはまだまだ甘さが目立つ。戦闘の際の演出は命なので、そこはもう少し頑張って欲しかった。
○Hシーン
びっくりするほどの薄さ。
CGもエロエロで、射精回数だけはすごいけど、テキストにエロスがまったく足りない。
アフターとかでも補完してるんだけど、もうちょいここは勉強したほうが良さそう。
後、一回のHシーンに色々詰め込みすぎ。ここカットすればCSにもいきやすいなっていうのが見えちゃって困る。
○総評
とても楽しめた!
前半から笑いが絶えない展開で満足。
シナリオとしては薄いんだけど、学園パロコメディにバトル要素が入ったものだと思えば許容範囲。
豊富なイベントに、やたら規模のでかいお祭り。他社ネタすらも恐れずぶちこむその心意気。見事!
とはいえ主人公をはじめ、不満点もそれなりに出てきてしまっているので、点数控えめ80点くらい。
変にシリアス走らず、みんなで馬鹿っぽく最後までギャグ貫いてほしかったなぁ。
一つ注意事項としては、つよきすときみあるやってないとキャラが出てきたときに置いてけぼりになることか。
他のパロは知らなくても流せるんだけれども、過去作ネタは……。
PS.忍足という苗字のメイド。ゲンさん(CV:諏訪部)何故この二人をもっと絡めなかった!?
MQ〜時空の覇者〜 レビュー
□MQ レビュー
○シナリオ
噛み合わぬ言動!
感情移入する間もなくいなくなるキャラ!
唐突に終わるシナリオ!
何だコレは。怒りの日とかGarden以上に『未完成品』じゃないか。
一つ目の世界から、何かシナリオをいくつか組み合わせて作ったような不出来さを感じていたが、終盤になるにつれ、それなりに形になりはじめてきていて、これからというところで終了。
何だか、広げた風呂敷をまとめられなくなったような……。
テキスト量的には、OSCのほうがずっと多かった。開発時期考えるとおかしいことなんだけれど、なんかあったんでしょうね。
3章のテキストを見るに、総当りシステムを強引にテキストに起こしたように見えたので、恐らくシステム関連?
ネタは色々合って、個々のネタはいいものがあったので残念すぎる。
○キャラクター
愛をはぐくむも何も、こっちが感情移入する前に強引にHシーン行くんじゃね。
絵も顔だけならいいけど、何か動きのある絵は全然ダメだし。何か色々噛み合ってない。
とはいえ、もう少し話が長ければ生きただろうに。
○総評
未完成品に評価も何もって感じですが一応。
伏線は頑張って張ってたのに、何で最後ジャンプの打ち切りマンガみたいな展開に……。
2章あたりは、これライター違うんじゃないかって思ったりもしたけど、3章はよかったし、4章もそうきたかって感じで楽しんでいたというのに。
菅野的な良さっていうのを感じられる場所が少ないんだよね。
結局投げっぱなしの伏線もあるし、もうどうしていいのかまったく分からん。
とにかく同じことの説明を何度もするのと、お前さっきそれ聞いただろ!? って話を知らないって言ったり。前後の話のつながりもあやふやなのも気になった。
読み返す時間もなかったんだろうか。でもこれすごい開発期間長いんだよね……。
続編に続く! とも思えないしなぁ。続くんだったら最後に超展開かまさなくてすむわけだし。
何かもう、どうしようもなくてとりあえず出したとしか思えないな……。
○シナリオ
噛み合わぬ言動!
感情移入する間もなくいなくなるキャラ!
唐突に終わるシナリオ!
何だコレは。怒りの日とかGarden以上に『未完成品』じゃないか。
一つ目の世界から、何かシナリオをいくつか組み合わせて作ったような不出来さを感じていたが、終盤になるにつれ、それなりに形になりはじめてきていて、これからというところで終了。
何だか、広げた風呂敷をまとめられなくなったような……。
テキスト量的には、OSCのほうがずっと多かった。開発時期考えるとおかしいことなんだけれど、なんかあったんでしょうね。
3章のテキストを見るに、総当りシステムを強引にテキストに起こしたように見えたので、恐らくシステム関連?
ネタは色々合って、個々のネタはいいものがあったので残念すぎる。
○キャラクター
愛をはぐくむも何も、こっちが感情移入する前に強引にHシーン行くんじゃね。
絵も顔だけならいいけど、何か動きのある絵は全然ダメだし。何か色々噛み合ってない。
とはいえ、もう少し話が長ければ生きただろうに。
○総評
未完成品に評価も何もって感じですが一応。
伏線は頑張って張ってたのに、何で最後ジャンプの打ち切りマンガみたいな展開に……。
2章あたりは、これライター違うんじゃないかって思ったりもしたけど、3章はよかったし、4章もそうきたかって感じで楽しんでいたというのに。
菅野的な良さっていうのを感じられる場所が少ないんだよね。
結局投げっぱなしの伏線もあるし、もうどうしていいのかまったく分からん。
とにかく同じことの説明を何度もするのと、お前さっきそれ聞いただろ!? って話を知らないって言ったり。前後の話のつながりもあやふやなのも気になった。
読み返す時間もなかったんだろうか。でもこれすごい開発期間長いんだよね……。
続編に続く! とも思えないしなぁ。続くんだったら最後に超展開かまさなくてすむわけだし。
何かもう、どうしようもなくてとりあえず出したとしか思えないな……。
□ペルソナ4 レビュー
○シナリオ
一言で言えば、あまり面白いものではなかった。
メインのストーリーである、マヨナカテレビ事件がしょぼいのも原因の一つなのだけれど、何より仲間のペルソナ発現イベントに問題があった。
問題というのは『仲間(その時点では仲間ではないが)がペルソナを発現する時、その人間の掘り下げはもう終わっている』ということ。
前作のP3では、シャドウと戦いながら少しずつお互いを理解していっていたのだが、今作では仲間との友情関係は、対象がペルソナを発現するさいに、ある程度完成されてしまっていた。
確かに『囚われていた人間を救い出し、仲間にする』ということは王道であるし、方向性としては正しいと思うが、P4の場合はその行動をあまりに短絡的に考えすぎている。
元々繋がりのあった人間ならまだしも、殆ど存在も知らなかった人間でさえ大したしがらみもなく付き合えてしまうのはどうかと思う。
じゃあ仲間を助けて何をやっていたかと言うと、やれ旅行だの学園祭だのといったことばかり。
前作よりもさらにおちゃらけた内容なのは、恐らくマーケティングの結果なのだと思うが、それにしてもやりすぎだ。
日常と非日常の境目が物凄く曖昧。おちゃらけ七割、シリアス三割。そもそも仲間が囚われている時でさえおちゃらけなのだからたまらない。
前作は雰囲気と音楽に酔いつつ敵と戦い、学園生活をエンジョイするゲーム。
近作は学園生活をエンジョイするかたわら、とりあえず敵と戦うゲーム。
一作でこうまで変わるとは。
○キャラクター
主人公の声が浪川ということに気づくと、何故か猛烈に愛着が湧いてくる。
花村ウザいよね確かに。小西先輩の言うとおりだった。
最後のほうまで小西先輩がどうのって言ってて、ああもうって思った。それしかないのか言うことは。
千枝、雪子の互いが互いを利用しあうペアは、どちらもカットインになると顔が変わるよねすごく。
すいませんそういうことはどうでもいいですね。
全体的にテンプレ。
何かしらの欠点を持っているっていうのを、ペルソナ発現時に明かされるわけで、そういう意味では掘り下げが出来てるけど、それで終わっちゃうからね。消化不良。
といっても、完二の男好き話をアレ以上掘り下げられても困るが。何ていうか、思いつきで作ったようにしか思えない……。
コミュがなければ、全体的にかなり薄い味付け。まあコミュありきで考えないと、このゲームは成立しないのかもしれないけど。
全体的にお馬鹿な話だからか、キャラの思考もそこまで深くはない。発現も軽い。
悪くはないけれど、どう考えても前作ほどの魅力はない。
○システム
前作の野暮ったい部分であったり、ダメだった部分をかなり直していて好印象。
戦闘はサクサク。でもふとムドオンハマオンで殺されてしまったり、物理反射で瀕死になったりというバランスも健在。
主人公死ぬと全員が終わるというのも、理不尽なような当たり前のような……主人公だしね。
コミュ形成も、前作はもっと面倒だった気がするけど、今作はかなりやりやすかった。とはいえやはり一周で回収するには、かなり上手く立ち回らなければならないのだが。
地味に便利な『□ボタンで場所移動』は素晴らしい。
後、P3であった『無駄に長い塔をダラダラと登り、ある程度進むとイベントまで待たなくちゃいけない』っていうのも直されててよかった。
武器・防具は素材を売って初めて店頭に並ぶので、お目当ての素材が中々出ないとものすっごく眠くなる。レアモンスターだけ、やたらとドロップ率低いので、もう何かの嫌がらせかと思った。
そういうことで時間を無駄にし、結果レベルアップしているというのは、狙ってやっているのだろうか……。
○音楽
これはいい。
前作で慣れちゃってたから、何だコレはって驚きはないけど。
ずーっと聞いてても何故か飽きないし、変にテンションが上がって来る魅惑の楽曲。
う〜ん、すごい。
あれだろうか、ボーカルが英語だから聞き取れない分毎回新鮮な気持ちで聞けるからだろうか?
でもネイティブな人が聞いたら、多分聞いちゃいられないんだろうな。
○ビジュアル
3Dのキャラが荒い。
PS2だし、普段は立ち絵でるからいいじゃんって話になりそうだけど、戦闘の時とかアップになって気になる。
あの妙な頭身は狙ってやってるのだろうからいいとしても、さすがにもうちょっとどうにかならないだろうか。
立ち絵と戦闘のカットインで絵がすごく違う。
こういうのって原画一人だと思うんだけど、書いてる人違うんだろうか。
千枝の立ち絵は何か垢抜けないのに対し、カットインの千枝はすごくかわいい。
「よ〜し、張り切っていk(ここで切れることが多い)」
とか言われたらもうたまらん! って思わず言いたくなるくらいに。
後雪子とクマしかつかってなかったから、他のキャラは分かりません。
○総評
メガテンから来た人間に対しては敷居がすごく高いですね。
P3から来た人に対しても、ちょっとこれはないんじゃない? といいたい。
肝心の事件は『○○が犯人だ!』 → 『いや、○○が犯人だったんだ!』 → 『なんと○○が犯人とは……』って具合にぐだぐだだし。あ、でも推理ものってそういうもの?
メインシナリオがショボイのをおいておいても、ペルソナ発現でキャラの掘り下げが終わってるのがダメすぎ。
もうちょい『俺は一人でやる!』とかいうキャラがいてもよかったと思う。後は第三勢力とか……。
何ていうか、一応は体裁を整えたものの、学園エンジョイを重視しすぎて微妙になっている感じですね。
P3も学園エンジョイゲーだったけど、寮に帰ると何か雰囲気変わってたし、ニュクス云々の前の緊迫した空気とかもよかった。
P4はそういう緊張感が全然ない。終始遊んでる気がしてしまう。
このまま行けばP5も出るだろうけど、もうちょっとコミュイベント以外もしっかりしてほしい。
まあタムリンなんて懐かしい悪魔復活してくれたりしたし、一応70点。
○シナリオ
一言で言えば、あまり面白いものではなかった。
メインのストーリーである、マヨナカテレビ事件がしょぼいのも原因の一つなのだけれど、何より仲間のペルソナ発現イベントに問題があった。
問題というのは『仲間(その時点では仲間ではないが)がペルソナを発現する時、その人間の掘り下げはもう終わっている』ということ。
前作のP3では、シャドウと戦いながら少しずつお互いを理解していっていたのだが、今作では仲間との友情関係は、対象がペルソナを発現するさいに、ある程度完成されてしまっていた。
確かに『囚われていた人間を救い出し、仲間にする』ということは王道であるし、方向性としては正しいと思うが、P4の場合はその行動をあまりに短絡的に考えすぎている。
元々繋がりのあった人間ならまだしも、殆ど存在も知らなかった人間でさえ大したしがらみもなく付き合えてしまうのはどうかと思う。
じゃあ仲間を助けて何をやっていたかと言うと、やれ旅行だの学園祭だのといったことばかり。
前作よりもさらにおちゃらけた内容なのは、恐らくマーケティングの結果なのだと思うが、それにしてもやりすぎだ。
日常と非日常の境目が物凄く曖昧。おちゃらけ七割、シリアス三割。そもそも仲間が囚われている時でさえおちゃらけなのだからたまらない。
前作は雰囲気と音楽に酔いつつ敵と戦い、学園生活をエンジョイするゲーム。
近作は学園生活をエンジョイするかたわら、とりあえず敵と戦うゲーム。
一作でこうまで変わるとは。
○キャラクター
主人公の声が浪川ということに気づくと、何故か猛烈に愛着が湧いてくる。
花村ウザいよね確かに。小西先輩の言うとおりだった。
最後のほうまで小西先輩がどうのって言ってて、ああもうって思った。それしかないのか言うことは。
千枝、雪子の互いが互いを利用しあうペアは、どちらもカットインになると顔が変わるよねすごく。
すいませんそういうことはどうでもいいですね。
全体的にテンプレ。
何かしらの欠点を持っているっていうのを、ペルソナ発現時に明かされるわけで、そういう意味では掘り下げが出来てるけど、それで終わっちゃうからね。消化不良。
といっても、完二の男好き話をアレ以上掘り下げられても困るが。何ていうか、思いつきで作ったようにしか思えない……。
コミュがなければ、全体的にかなり薄い味付け。まあコミュありきで考えないと、このゲームは成立しないのかもしれないけど。
全体的にお馬鹿な話だからか、キャラの思考もそこまで深くはない。発現も軽い。
悪くはないけれど、どう考えても前作ほどの魅力はない。
○システム
前作の野暮ったい部分であったり、ダメだった部分をかなり直していて好印象。
戦闘はサクサク。でもふとムドオンハマオンで殺されてしまったり、物理反射で瀕死になったりというバランスも健在。
主人公死ぬと全員が終わるというのも、理不尽なような当たり前のような……主人公だしね。
コミュ形成も、前作はもっと面倒だった気がするけど、今作はかなりやりやすかった。とはいえやはり一周で回収するには、かなり上手く立ち回らなければならないのだが。
地味に便利な『□ボタンで場所移動』は素晴らしい。
後、P3であった『無駄に長い塔をダラダラと登り、ある程度進むとイベントまで待たなくちゃいけない』っていうのも直されててよかった。
武器・防具は素材を売って初めて店頭に並ぶので、お目当ての素材が中々出ないとものすっごく眠くなる。レアモンスターだけ、やたらとドロップ率低いので、もう何かの嫌がらせかと思った。
そういうことで時間を無駄にし、結果レベルアップしているというのは、狙ってやっているのだろうか……。
○音楽
これはいい。
前作で慣れちゃってたから、何だコレはって驚きはないけど。
ずーっと聞いてても何故か飽きないし、変にテンションが上がって来る魅惑の楽曲。
う〜ん、すごい。
あれだろうか、ボーカルが英語だから聞き取れない分毎回新鮮な気持ちで聞けるからだろうか?
でもネイティブな人が聞いたら、多分聞いちゃいられないんだろうな。
○ビジュアル
3Dのキャラが荒い。
PS2だし、普段は立ち絵でるからいいじゃんって話になりそうだけど、戦闘の時とかアップになって気になる。
あの妙な頭身は狙ってやってるのだろうからいいとしても、さすがにもうちょっとどうにかならないだろうか。
立ち絵と戦闘のカットインで絵がすごく違う。
こういうのって原画一人だと思うんだけど、書いてる人違うんだろうか。
千枝の立ち絵は何か垢抜けないのに対し、カットインの千枝はすごくかわいい。
「よ〜し、張り切っていk(ここで切れることが多い)」
とか言われたらもうたまらん! って思わず言いたくなるくらいに。
後雪子とクマしかつかってなかったから、他のキャラは分かりません。
○総評
メガテンから来た人間に対しては敷居がすごく高いですね。
P3から来た人に対しても、ちょっとこれはないんじゃない? といいたい。
肝心の事件は『○○が犯人だ!』 → 『いや、○○が犯人だったんだ!』 → 『なんと○○が犯人とは……』って具合にぐだぐだだし。あ、でも推理ものってそういうもの?
メインシナリオがショボイのをおいておいても、ペルソナ発現でキャラの掘り下げが終わってるのがダメすぎ。
もうちょい『俺は一人でやる!』とかいうキャラがいてもよかったと思う。後は第三勢力とか……。
何ていうか、一応は体裁を整えたものの、学園エンジョイを重視しすぎて微妙になっている感じですね。
P3も学園エンジョイゲーだったけど、寮に帰ると何か雰囲気変わってたし、ニュクス云々の前の緊迫した空気とかもよかった。
P4はそういう緊張感が全然ない。終始遊んでる気がしてしまう。
このまま行けばP5も出るだろうけど、もうちょっとコミュイベント以外もしっかりしてほしい。
まあタムリンなんて懐かしい悪魔復活してくれたりしたし、一応70点。
